RI会長や地区ガバナーの方針からもうかがえるように、世界的にロータリー全体の運営方針や方法が大きく変わる局面にあります。RIと第2670地区は『行動計画』に則した活動目標を設定していますので、それにならって、今年度の活動計画を整理しました。
1.「より大きなインパクトをもたらす」 (Impact)
(1) 3RCゴルフコンペを「ポリオ根絶チャリティーコンペ」と冠を付けて開催、募金を募り、広報に役立てる。
(2)新年3RC合同例会にて、END POLIO募金箱を廻し、会員以外にも活動認知してもらう。
(3)財団・米山への寄付目標達成
2.「参加者の基盤を広げる」 (Reach)
(1) DEIの概念について学べる資料やセミナーを通してクラブ内への浸透を図り、来年度からの"ロータリー公共イメージ向上DEI委員会"の設置を目指す。
(2) 今治西高インターアクトクラブ、FC今治高校インターアクトクラブ、今治青少年ロータリー友の会と協働し、清掃奉仕活動を行う。
(3) 広報・会報委員会とホームページとSNSの活用を相談、実行する。
(4) 創立90周年記念行事を通して、地域へのPRを行う。
3.「参加者の積極的なかかわりを促す」 (Engage)
(1) 3RC合同新年例会にご家族の方々の参加を募る。
(2) ロータリー・リーダーシップ研究会(RLI)については地区のRLI導入ロードマップ完成後、検討する。
4.「適応力を高める」 (Adapt)
(1) イベントや奉仕の機会、クラブへのオンライン参加など、会員か否かに関わらず、より多くの人に成長して貰える場を作る方策を検討する。
(2) 新しい「(5つの)クラブ委員会構成」を検討、提案し、次年度からの導入準備をする。
我々の今治ロータリークラブは四国のどのクラブよりも早く、今年10月17日に創立90周年を迎えます。昭和10年の「チャーターナイト記念誌」を読むと、日本各地から多くの祝福を受ける中、ロータリークラブ設立という日本全体でも当時最先端の事に取り組む高揚感や、今の職業奉仕につながる職場見学活動、家族連れの親睦活動の楽しさなど、チャーターメンバーの方々の多幸感をひしひしと感じ取ることができます。
今、我々の社会とロータリークラブには、過去の延長線上に無い大きな変革が起こりつつあることを皆さんも感じていると思います。歴史と伝統を有する団体は、惰性や自賛ではなく、世の中の変化や新しいことへ積極的に取り組む事で、更なる歴史と伝統を紡いできたことが結果的にその存続に繋がったのではないか?と私には思えるのです。四国で最初にロータリークラブを設立した諸先輩方の挑戦にならい、現代の我々が同様のスタンスで変化に対応することが新たな伝統につながれば、それは大変誇らしいことだと思います。
大変沢山のことを申し上げましたが、いかんせん初めての会長職で不慣れな事ばかりです。会の運営発展のため、ご迷惑を掛けないよう頑張る所存ですが、会員の皆様のお力添えを何卒よろしくお願い申し上げます。