2015-2016年度
2015-2016年度会長
近藤正人
今治ロータリークラブは昨年度創立80周年を終え、今年度で創立後81年目を迎えます。ここ数年、当クラブは女性会員3名を含めて会員数55名前後、平均年齢50歳台後半と会員構成上バランス良く推移してきました。またベテラン会員の皆さんの懐の深さもあって、秩序を保ちながらも自由な言動が許される、大変良い雰囲気のクラブとなっています。
私はロータリークラブの一番の長所は、世代や職種を超え、また会社の大小を問わず、ロータリアンとして平等にお付き合い出来るところだと思っています。今の今治クラブはまさにそれを実践出来ているクラブだ、と言っても過言ではないと思います。この調和のとれたクラブをさらに良い雰囲気にするために、今まで以上に親睦に重点をおき、例会を充実させたいと思います。また、この雰囲気をより多くの人に感じてもらうために、会員増強にも力を入れたいと思っています。
来年度はインターアクトクラブの年次大会が今治の地で開催されます。ロータリー精神を次世代に引き継いでもらうために、非常に重要な事業です。主管する今治西高の生徒たちは準備に余念がないことだと思いますが、我々も当クラブのチームワークを発揮して、子どもたちを十分バックアップできる体制を今から整えたいと思います。
さて今年度、Ｋ.Ｒ.ラビンドランRI会長は「Be a gift to the world」(世界へのプレゼントになろう)というテーマを掲げられました。GIFTをプレゼントと日本語訳したためGIFTという単語の神から与えられたもの、見返りを求めない貢献、心のこもった贈り物、といった深い意味が日本語訳に反映されていないのは残念ですが、山田戒乗ガバナーは地区運営方針を「心あたたまる、お接待をしよう」と決定し、この方針を通じてRIテーマに込められた精神を地区のメンバーに浸透させようとされています。
四国88ヶ所を持つ当地区は古来よりお遍路さんにお接待の心で接し、施しをしてきました。見返りを求めないこの風習はまさにGIFTの持つ意味に合致するものだと思います。さらに言えばシェルドンの提唱したHe profits most who serves bestという精神にも通じる行為でもあります。我々の先人たちが作り上げ、連綿と引き継がれているこの「お接待の心」に込められた深い意味を、今一度学ぶ必要があると思います。そのことを通じて奥の深いロータリー精神を、より一層理解することができるのではないかと思います。
以上の事より、今年度の運営方針として、
1. より親睦をはかるため例会の充実に努めます
2. 会員増強、退会防止に努めます
3. インターアクトクラブ、今治青少年友の会との充実、育成に努めます
4. お接待の心からロータリー精神を学びます
この4項目を中心に今年度今治ロータリークラブを運営してまいりますので、ご協力方、一年間よろしくお願い申し上げます。
2015-2016年度 国際ロータリー会長
K.R.ラビンドラン
2015-2016年度 国際ロータリーテーマ
Be a gift to the world
2015-2016年度 RI2670地区ガバナー
山田戒乗
（徳島RC）
2015-2016年度 ガバナー方針
心あたたまる、お接待をしよう
2015-2016年度 愛媛第1分区ガバナー補佐
菅 道男
（今治南RC）
