今治ロータリークラブの歩み

「青少年ロータリークラブ」結成

ー1951年12月27日

 

 昭和25年3月、ロータリー精神を青少年にも及ぼしたいとの意図のもとに、市内小中高校の各卒業生より、学業成績に拘泥せず、友愛と奉仕のロータリー精神の実践者というにふさわしい生徒を選び表彰することにした。会員が卒業式に臨席して表彰を行い、生徒一同にロータリー精神を説き啓蒙した。

 そして引き続き翌年3月にもふさわしい生徒を選び表彰した。

 その際、その場限りの表彰で終わらせず、昨年及び本年に表彰した青少年を引き続いて育成し、ロータリー精神を植えつけたいとの意図のもとに12月27日、青少年ロータリークラブが結成された。(ロータリーの名は他のものにつけてはならないとするRIの定めに基づき、後に「今治青少年ロータリー友の会」と改める。)

 この活動は現在も継続中で、毎年、市内各中学校の校長先生より中学2年生の男女合わせて2~4名を推薦していただき、中学2年生から高校2年生までの生徒で組織されている。

 校内で作られた会とは趣を異にし、学校の違ったもの同士が一堂に会し、お互いに切磋琢磨するところに友の会の特色がある。