今治ロータリークラブの歩み

創立75周年記念式典開催

ー2009年10月17日
飯ガバナー訪問集合

  今治ロータリークラブ創立75周年の式典は平成21年10月17日秋晴れのもと、今治地域地場産業振興センターにて盛大に執り行われた。間弥生子さんによる「しまなみの郷へ」と題する歌声で大会は幕を開け、渡邊会長の点鐘が会場一杯に鳴り響き、平尾副実行委員長が開会宣言。国歌斉唱、「奉仕の理想」斉唱と続いた。

 渡邊会長が「会員一同、皆さんの訪問を心から歓迎します。75年前に人口5万人余りのこの地で、四国最初のRCが誕生できたのは、今治人の進取の気質があったからです。今後ともその心を大切にしたい」と歓迎の挨拶をし、飯実行委員長は「RCは友愛といわれる。皆さまの友情で今日があります」と感謝の言葉を続けた。今治RCの生みの親、大阪RCの稲畑幹事は「75周年をお祝いします。四国で初めて、全国で13番目、世界で3,733番目のクラブが誕生した昭和9年は、忠犬八公碑が東京・渋谷に建てられた年。室戸台風が襲来し被害も出た。ベーブルースが来日した年でもある。伝統ある今治RCの発展を心からお祈りします」と祝辞を述べた。

 岡内ガバナーの挨拶後、来賓の菅今治市長が「友愛と奉仕を掲げて75周年を迎えられた貴RCに敬意を表します。経済界のエキスが詰まっているこのクラブが100周年を目指して更なる発展をすることを期待します」と激励。続いて今治商工会議所村上会頭が「貴クラブは人と人との繋がりを大切にされ、厚い友情で運営されている。今後とも細やかな心配りと友情を原動力にされ、更なる発展を祈念します」と46年目のロータリアンとしての経験を交えてエールを送った。

 その後、75周年記念事業の目録贈呈があり、尾越記念実行委員長が菅今治市長に手渡した。

 今治青少年ロータリー友の会、今治西高インターアクトクラブ紹介の後、今治青少年ロータリー友の会の岡本初代会長から、59年前の初代会長時代の懐かしいエピソードを披露。こうして記念式典第一部は時間通り無事終了、渡邊会長の点鐘で閉会となった。

 第二部は「ロータリーの過去・現在・そして未来」と題する基調フォーラムがあり、熱っぽいパネルトーキングとなった。コーディネーターはパストRI理事の今井鎮雄氏。パネリストをパストRI研修リーダーの関場慶博氏、RI第2760地区パストガバナーの江崎柳節氏、RI2680地区パストガバナーの三木明氏が務めた。最後に渡邊会長が謝辞を述べ、和やかな雰囲気の中に式典を締めくくった。

 続いて会場を今治国際ホテルに移して第三部の祝賀会が盛大に開催された。今治混声合唱団・響の懐かしい歌声に酔い、Z-upフラチームの踊りを堪能、時間の経つのも忘れる愉快かつ有意義な宴となった。最後に参会者全員がロータリーソング「手に手つないで」を大合唱。思い出の75周年を心に刻み合った。

地区大会 間弥生子さん「しまなみの郷へ」 地区大会 出席者全員で記念撮影 地区大会 祝宴のオープニングを盛り上げた今治西高郷土芸能部 地区大会 大阪RC稲畑勝太郎幹事の音頭で乾杯