秋晴れのよき日、創立40周年記念式典を今治市民会館において盛大に挙行。第367地区渡部兼雄ガバナー、スポンサークラブである大阪RCの代表塚本義隆パストガバナーをはじめ、各地ロータリー・クラブから馳せ参じて頂いた多くのロータリアンから、心からの祝福を受けたことはクラブとして感激の極みである。
〜創立50周年記念誌より〜
50周年を迎えるに当り西本正明記念誌委員長より40周年における記念行事に就いて述べて欲しいとの御要望なので、簡明に述べる事に致しました。
記念行事は3つに分けて行い、先ず記念式典、次に記念事業、続いて記念誌の順で進められました。
先ず記念式典は今は亡き吉良富士彦会員が委員長をされ、実にご熱心に準備をされました。特に「40年の歩み」のスライドはすばらしい出来映えで、これを見られた人々は感嘆を禁じ得ませんでした。それにしても若くして逝かれた吉良富士彦先生の死が悔やまれてなりません。
次に記念事業としては村上敏明会員が委員長となり、緑化運動協力資金として100万円を市に寄附することにし、式典当日、羽藤今治市長に贈呈致しました。この資金は市制50周年記念公園(市民の森)にかねてから湿地植物地帯を設けたいとの計画があったので、この費用にあてることとし、オオオニバスを中心とした見事な湿地植物園が完成。市民の森は市民の憩いの場として今もなお一層の精彩をそなえて居ります。
最後に記念誌委員会は50年誌と同じく西本正明会員が委員長となられ、大変な労力と時間を掛けられて見事に立派な『回想40年』の会誌を制作下さいました。その内容も整然としたもので、各所にスナップ写真等も挿入され、楽しく読書出来る本になって居ります。西本正明氏に今更ながら厚く御礼を申し上げる次第です。
以上誠に簡単ではありますが40周年記念行事の概況を申し上げ、ペンを置きます。